三浦半島地域の企業とともに、テクヨコ2019へ出展
神奈川県内で頑張る中小企業の皆さまのインタビューをご紹介します。
金属加工・プレス技術を中心に事業展開。
1947年に、横須賀で金属加工業として創業しました。
現在では、横須賀だけでなく岐阜やタイに事業所を持ち、トラック業界や電機メーカーなど、様々な業界に向けて金属加工を行っています。
特に、中心となるのはプレス加工で、弊社の特徴は最大2,000トンの大型の油圧プレスにも対応しており、ハイテンション鋼などの硬い素材も加工ができる点にあります。
そのほか、大型のクランクプレス、固相接合機、NC切削機などの設備を持っており、曲げや穴あけなどの加工の種類や、生産量、コストなどの要望に合わせて加工を行っています。
三浦半島地域の企業とともに、テクニカルショウヨコハマ2019へ出展。
2019年2月に実施されたテクニカルショウヨコハマへは、信用保証協会が横須賀商工会議所と事務局になっている「三浦半島地域中小企業支援ネットワーク(三浦半島ネット)」から団体出展しました。
今回で、2回目の出展です。
出展は、営業活動の一環としてはもちろんのこと、自社で保有している技術・新しい技術を広くPRすることが目的でした。今回は、固相接合という痕跡がつかない加工技術や、曙機械の独自工法で行われるゴム圧成形技術のPRに、特に力を入れました。
幅広い技術をPRする場として。
正直、出展までの準備は大変でした。ただ、信用保証協会の担当者が出展までの手続きをサポートしてくれたので、非常に助かりました。費用面でのサポートもあり、安価に出展することができました。
また、色々な業界の方に見にきていただいたことで、その業界が抱える課題や業務内容を知ることができ、営業活動の参考となる情報を得られました。
その場ですぐに商談に繋げるのは難しいこともありますが、名刺交換をきっかけに、展示会後、アプローチをすることもできます。前回出展した際に名刺交換をした先からは、現在もユニークな仕事の引き合いがきています。
また、今回は新たな取り組みとして、学校法人岩崎学園の情報科学専門学校の学生の皆さんに、デジタルサイネージで流す企業PRの映像や自社のチラシを作成してもらいました。
当日は、そのチラシを学生の皆さんに配布してもらうなどし、集客効果は高かったと感じています。
出展することそのものが自社PRになりますし、これまで自社の技術の一面しか知らなかった既存の取引先の皆さまにも、幅広い技術を持っていることをお伝えすることができる点に魅力を感じています。
今後も機会があれば、積極的に出展していきたいです。
アイデアを出し合いながら、技術向上を。
既存の技術とは少しずつ違うことをやっていきながら、事業の目玉を作っていきたいです。
今は新しい技術として固相接合技術をやっていますが、その前はアルミの鍛造や加工成形などの技術に取り組んできました。取引先からの声や、実務の中でお互いにアイデアを出し合い、それを実現するにはどうすれば良いのか考えるようにしています。
また、今後は人材の育成を課題として、定期的な配置転換や採用などで、幅広くこなせる人材を育てていきたいと思っています。
企業概要
会社名 | 曙機械 株式会社 |
代表取締役 | 竹永 達也 |
所在地 | 横須賀市田浦港町無番地 |
事業内容 | 電機、輸送用機器、産業機器等金属製品製造 |
ホームページ | http://www.akebono-kikai.co.jp/ |